1年ほど前に、友人に連れてきてもらってから通っている老舗のJAZZBARがある。
オープンして今年で46年。
時代を感じる店内と、バンドの生演奏とウィスキー。
なんとも言えない心地よさと楽しさに、アドレナリンとオキシトシンが同時に出るこの感覚。
34歳だだハマり中。
で、だいたいひとりでフラリと行くんだけど、ひとりで行くと隣り合わせたおじいちゃんと仲良くなれたり。
客層は50代〜70代がメインのお店ですから、自分の子供の年齢より年下の私だけど、皆さん色んな話をしてくれます。
ライブやお酒も楽しいけど、この「人との出会い」も醍醐味。
その中で、オカダさんというファンキーなおじさまと知り合った。
年齢不詳だけど、きっとaround70だと思う。
オカダさんの最近の楽しみは、オカマバーに行くこと。どうやら、お気に入りの子がいるらしい。
オカマバーで散々飲んで22時過ぎにフラッとJAZZBARに来る。
麻の紺のジャケットにボーダーのTシャツ、細身の白のパンツを合わせて足元は紺のデッキシューズ。
腕にはフランクミュラーの時計が服の雰囲気とマッチしていて、伊達男感ハンパない。
野菜炒めを頼んで、豪快に下ネタ満載トークで私たちを笑わせてくれる。
若い女の子も豪快に口説く。年齢差なんて気にしない。笑
オカダさんを見ていたらシンプルに「自分が楽しいと思う事」をしている人だと思った。
最近、ふと思う。
生きる事にあまりにも色々なことを付随させすぎているんじゃないかと。
やりたいことができないことへの言い訳も、やらなきゃいけないことへの言い訳も。
でもね、
だってね、
けどさぁ、
ほろ酔いでご機嫌なオカダさんが言った。
「どれだけ色んなものを捨てれるかや。自分の中にあるいろ〜んなもんを。いつもな、アドレナリンが出ることをしなあかんと思ってる。それしな、人生なんてつまらんやろう?」
そして、いつものように豪快に笑った。
よりシンプルに。
よりシンプルに生きよう。
なんか、無印良品の広告みたいになったけど。笑
今日も素敵な1日を^^
aya
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